SHOUT at the Kenny GREED Kenny

1%13 Minus Zero Boots受注のお知らせ!!

18.JANUARY.2022

初売りの最強「1%13 LEATHER 3」のリリースから間髪入れず更に極上のお知らせが届きました!!





昨年12月に製作者であるナカジくん(VEXTON SHOES)と会った時に、このブーツの製作秘話を聞いていた矢先なんで震えましたね!!

これは最高カッコいい!!!!!!!!!


TAKACHO兄の魂籠った極上ブーツの受注のお知らせDeath!!



★「1%13 Minus Zero Boots」!!




















Item : Shoes
Quality : Leather
Color : BK/RED
Sole : Vibram #100 Command Sole
Size : 26cm,27cm,28cm,29cm
Price : 69,300yen incl.TAX

HAND MADE By VEXTON SHOES

※シリアルナンバー入り
※専用BOX付き


●完全受注生産

受注締め切り : 2月7日(月)20:00
納期 : 2ヶ月〜6ヶ月(完成次第、順次発送)


「GREED」及び「CYBER SHOP」にて受付中!!


★GREED
〒542-0083 大阪市中央区東心斎橋1-8-18
TEL&FAX 06-6251-7819
MAIL info@greedxxx.com
OPEN 12:00-20:00
WEDNESDAY CLOSED

※お取り扱いの作品は全て通信販売でのご購入も可能Death!!
ヤマト運輸(代金引き換え、クレジット決済可)でのお届けとなります!!






以下、TAKACHO兄のライナーノーツDeath!!




★1%13 Minus Zero Boots / ライナーノーツ★


1%13 Minus Zero Boots


2022年が始まった



あらゆる物が、ものすごいスピードで変わり続けながら、時代の渦に巻き込まれ、飲み込まれ、消えてゆく


瓦礫の上に立てるのは誰だ?




知らねーよ

ゼロブーツって何だ??

マイナスゼロってどういう事だよ?



全方向に混乱し続ける現代に、今日も謎のメッセージは送信される



2022年、1%13のリリース第一弾は



マイナスゼロブーツだ。



本作品は、ロンドンのキングスロードにあった名店 "ジョンソンズ" が80年代初頭に発表したゼロブーツを基盤に、当時カーナビーストリートに店を構えていたお土産屋 "メランディ" で模倣(偽造)販売されていた物を完全融解させ、禁断の未来に向けて新たに作り上げる 超亜種改良ミッション。"オリジナルでは無い" にも関わらず、瞬間最高得点を弾き出した奇跡(偶然)に、ラロッカで完成された哲学を再度紐解き現代仕様の21世紀型ロックンロールブーツとして仕立て上げ今ここに残す。


これは偽物が本物へ成り上がるブーツによる昇華実験である。



最初にネーミングだ。はっきり言おう、ゼロ以外の言葉はない。ゼロはゼロだ。ゼロだからゼロだ。しかし名無しのままではやはりちょっと寂しい。そこであれこれ思案したところ、 "縁も所縁も無くはない" 自身が体感したゼロに、最も近しい言葉から拝借して今回の名付けとする。そう、ぐるっと見渡して俺にとってのゼロは、ロンドンはポートベロロードにあったレコード屋 "マイナスゼロレコーズ" からのゼロだ。初ロンドンの時にBOY別宮さんとCFDLたけしから絶対行くと良いと勧められたレコード屋のひとつで、1店舗スペースの中に両側2店の作りとなった特殊な作りのレコード屋だ。元々ここは1984年にプラスチックパッションというレコード屋で始まるのだが1990年に分裂して2店舗となり、入り口から入って左がマイナスゼロレコーズ、右がスタンドアウトレコーズと言った構成となる。近くにはラフトレードや、UK/DK、ノッティングヒルの恋人で有名なSAINT TATTOOがある(残念ながら閉店)エリアで、ポートベロマーケットに行く時の楽しみのひとつでもあった。今はググれば色々わかるので、レコード好きなら検索してみると新しい発見もあるだろう。60's~70's の音源とパンクロック~ポストパンクが強い両店は、カウンターを一通り見終わった後にリクエストをすると、奥から大量のレア7インチを格納した木箱をいくつも出してくれる最高の店で、ダムド、デッドボーイズ、ローズオブニューチャーチ etc etc、、、ゼロブーツに所縁のある音源をここで入手したのも事実だ。ロンドン滞在最終日、帰りのヒースロー空港に向かう直前にINTOXICA、ラフトレードと共に最後のレコードハンティングを満喫できる素晴らしい場所であった。しかし時代の流れはレコード業界にも深く影を落とし始める。都市開発による家賃の高騰とインターネットの発達は、あらゆる地下音楽文化を圧迫し、長い間世界中の音楽ファンの聖地となっていたマイナスゼロレコーズとスタンドアウトレコーズも、その後2011年に閉店となってしまう、、、、、、、

ブーツ本体の形状的なマイナス要素は、トップストラップをギリギリ一つに簡略化した唯一のリアル引き算。オリジナルとの格差はここでつける、、、、、、、、、、が、極稀に個体差で1ストラップも存在するという情報にも嘘偽りは無い。



あれこれ語ってみたが、結局名前は後からついてくるもの。前置きがどうであれ、オリジナルを超越する為に生まれてきたこの極上ブーツは、英国のレコード文化も巻き込みつつ、2022年初頭に日の出ずる国から解答をする



外道から王道へ

from outsider to kings road



ジョンソンズはとやかく語るまでもない、ご存知大英帝国のスーパーロックンロールウエア。モッズでならしたロイドジョンソン氏が1979年に50sスタイルを基盤として、あらゆるロックンロールテイストを盛り込んでリリースしたロックンロールウエアの最高峰である。自分が初めてゼロブーツを目にしたのは1985年。何故か当時、岐阜の柳ヶ瀬にロボットが店を構えており、一階が古着雑貨、二階が英国直輸入フロアの作りで、二階のシューズラックにそれは鎮座していた。もちろん買えるわけがない。次に見たのが86年名古屋今池ハックフィン。ガーゼ、リップクリームのギグだ。うまく言えないのだが、実際に人が履いているゼロブーツはやはりかっこいい。この辺りでようやく狂ったデッサンの手描きカタログのイラストや極小グラビア写真のイメージから解放される事となる。その後はみなさん同様の DOLL や宝島、シンコーミュージック系の雑誌での目撃となってゆく。ダムド、ローズオブニューチャーチ、ウイラードにゾルゲ etc etc etc 、、、 ロッカーズ、テディボーイ、パンク、ハードコア、ゴシック、NW、アンダーグラウンドロックンロール全てに於いて共通するエッセンスを、このゼロブーツは内包していたのだった。余談ではあるがゾルゲのハルヒコさんとは、Chelsea時代に僅かな期間ではあったけど、繋がれた事が本当に嬉しかった。もしこのライナーを見ていてくれたらあの時貸して頂いた貴重なオカルト本の感謝を伝えたいです。

ありがとうございました。もう一回見たいです!!

こちらもあれこれ私感を語ったが、個人的パンク嗜好の優先順位から実際自分で所有することは無く、現在では入手が非常に困難となってしまった為、オリジナルディティールで製作する事に踏み切った。



今までリリースされてきた数々のレプリカと、1%13の大きく異なるフォーカスポ
イントは下記の3点だ。



基本は繰り返しになってしまうが、英国はジョンソンズ / ラロッカのゼロブーツ。零戦、神風特攻隊のブーツが原型と言われる事が多いのだが、実際は同型のブーツは第二次世界戦争中の日本軍には存在せず、大まかなイメージ的なものだったと推察する。バイカーブーツと共に80年代を象徴するPUNK A BILLY ブーツのひとつで、1980年代以降の全世界のミュージシャン、アーティスト、ストリートロッカー達に広く愛された名機中の名機だ。映画やPVでもちょくちょく顔を出してくるので、80年代の映画やPVを気にして観るとまた新しい発見もあるだろう。形状は製造年代と生産者のその時の気分?で微妙に異なり、マニアには堪らない個体差が生み出す絶妙なキャラクターが存在する。本作品の製作はご存知、信頼のVEXTON SHOES。 MID CUT BOOTS CREEPERを共に製作したナカジによる完全特別仕立ての極上品だ。ナカジ自身が最も得意とする範疇で、知識、技術を含め安心して任せる事ができる国内生産最高の切り札と確信する。はっきり言おう。地球上で最も優れたPUNK A BILLY BOOTS & SHOES の製作に特化し、リペアサービスも嬉しいFACTORYスタイルで運営しているVEXTONは、現代のPUNK、R&R文化において非常に貴重な存在だ。下にURLを貼っておくので興味のある方はぜひチェックして欲しい。話を戻してパーツは初期型ゼロブーツからサンプリングを行い、組み立てはルイスレザーのブーツを模範に、屈強な作りに仕上げてゆく。各パーツの可動部位の構成は4回の試作と長期歩行テストで徹底検証を行い、運動性を最重要課題として歩行時の負荷を軽減完全分散化させる。素材の面では革生産技術の飛躍的な進歩により、オリジナル素材より明らかに強靭となり、形状は現代的なスタイルにモディファイされた21世紀型ゼロ号機として産声をあげる。パーツが多く複雑な構造の為、少しの違和感で履いた印象が大きく変わってしまうので、相当神経を使った作り手泣かせのブーツであった。劣化コピーは80年代から90年代にかけて多く出回った為、形状コピーという安直なデッドポイントは絶対的なNGとして丁寧に時間をかけて改良を進めた。以前SNSで告知したグレースウェードは、2機のテストサンプル製作を行い最終段階まで開発を続けたのだが、一般的なコーディネイトに相当苦戦することが判明し、止む無くリリースを断念する運びとなった。すまない。


2
からの、今回の最重要ミッション、80年代はカーナビーストリートに存在した幻の土産(パンク)屋  "メランディ" からの逆襲だ。 全世界から押し寄せる観光客へ様々な紛い物を節操なく売り飛ばしながら、奇跡的に亜種珍種を生み出した伝説の土産屋 "メランディ" は、ロンドンのカーナビーストリートに店舗を構え1979年から1995年まで激しく営業していたショップだった。今回その敢えてのど亜種からのDNAを元に、本家とは異なる視点で極点に臨みながら、 "オリジナルより歩行環境を改善させる" という、靴本来の到達すべき原点にも立ち返り、強度とデザインとアイデアのクロスオーバーで精度を上げる。ロックダウン以降の現在も尚悲鳴をあげ続けるカーナビーストリート。すぐには行けないけれど必ずこれでその石畳に立つ。それまではこの日本で、雨の石畳の上でカーナビーストリートの擬似体験をして頂けたら幸いだ。


3
屈強たる現代仕様の剛性は、ソリッドであり続けるハードコア。全パーツ素材、形状の見直しと再編成により、現代的なデザインとして生まれ変わる。屈強たる皮革の選択は国産最上質皮革。本体強度を堅牢にすべく伝統的な製法で、一足づつハンドメイドにより強靱なブーツとして生まれ変わる。ソールはビブラム100番/コマンドソール。オリジナルのレザーソールが醸し出す完成された表情は理解はしているが、強度 / 耐性に難があり、雨、雪、長期使用には決定的な弱点がある事は、所有した誰もが経験した事実であろう。その忌々しい問題点に着眼し、機能面での改善として辿り着いたのがこのソールだ。個体として、また履いた時のルックスを踏まえて、ソールとアッパーのバランスや本体強化を同時に図りながら、ハイポテンシャルな精度に引き上げる。今までのゼロブーツとは決定的に違うことが履く事によって理解することが出来るであろう。スウェード部分も同様に激選された上質皮革。下処理を施してある為、滑らかかつ堅牢な質感。従来のスウェードに比べ耐久力を念頭に選ばれている為長期使用が可能。デザインは上記で示されたMellanddi Taste From Carnaby Street London 82。極太ジップが次世代にシフトする。筒の部分は太すぎず細すぎずをテーマに計算されたサイズ感。インアウトどちらでも行けるよう設計されている。特筆すべきは、脱ぎ履きに面倒だった、バックルを外してジップを下まで下げる動作も、エンジニアブーツを履くような感覚で使用できるよう、ルックスを損なう事なく調整を行った点である。



何より、履ける。


気兼ねなく、壊れない、かっこいいブーツが履ける。



それで良いんじゃねーか?



TAKACHO LONDON


※ご注意
Minus Zero Bootsは大量生産の靴ではなく、年間生産 "約24足" と言う、一足づつ丁寧に作り上げる完全オーダーメイドで、ご予約を頂いた方より順に生産を開始してゆきます。恒久的なラインナップですがVEXTONも1%13同様、 "完全個人生産" で丁寧に作業しておりますので納期はどうしても長くなります。誠に申し訳ありませんが、作品の性質上お待ちできないお客様には対応ができ無い事をあらかじめご了承した上でご検討お願い致します。尚、修理/補修は有料にてナカジが死ぬまで承りますのでVEXTONにご連絡ください。

http://vextonshoes14r.ocnk.net







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